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シンガポールは医療先進国!医療体制などの特徴とは

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「医療先進国」と呼ばれる国はいくつもありますが、アジア圏においてはシンガポールが長らく特筆すべき存在であり続けています。医療制度世界ランキングではアジアはもちろん、世界でもトップクラスの常連であり、先進的で高水準の医療を受けられるとして世界の富裕層を「医療ツーリズム」として呼び込むことにも成功しています。

一方、日本とは医療制度が大きく異なるうえ、個人の医療費がより大きくなるケースもあるので注意が必要です。今回はシンガポールの医療について解説します。

シンガポールの医療体制が優れている理由とは?

2021年時点のシンガポールの人口は545万人で、香港と比較すると約200万人も少ないです。また、面積も東京23区とほぼ同じ約720平方キロメートルと決して広大な国土を有する国ではありません。一方、アジアのハブとして「世界一ビジネスがしやすい国」として発展しており、非常に高い所得水準を誇っています。シンガポールの主要産業は金融を中心とした幅広いものがありますが、そのうちの一つが「観光」であり、医療観光(医療ツーリズム)も国が注力して推進しているビジネスです。

※出典:国土交通省「シンガポールの観光・経済社会について」

シンガポールの医療体制の特徴

シンガポールには日本のような社会保障制度はありません。シンガポールでは強制加入の総合社会保険貯蓄制度「CPF」を基本として、強制的に積み立てたCPFの医療口座から医療費を引き出す「①メディセーブ(Medisave)」、メディセーブでは賄えない治療費に対応するための原則加入の医療保険「②メディシールドライフ(Medishield Life)」、さらにメディセーブ・メディシールドライフを利用しても医療費が不足する際の医療費補助金制度「メディファンド(Medifund)」で国民に対する医療保障を提供しています。

基本的に自身が強制的に貯蓄したお金で医療費を賄うことが、日本との大きな違いといえるでしょう。メディファンドというセーフティーネットはあるものの、基本的に「自助努力」を推進しているため、日本と同じく高齢化が進行しているにも関わらず、国単位では医療費負担が少ないのもシンガポールの医療体制が優れているとされている理由の1つです。

シンガポールの医療機関

シンガポールの医療機関は公立病院と私立病院の2種類があります。公立病院といってもいわゆる独立行政法人のような存在であり、100%公的な医療機関は存在しません。また、いわゆる「かかりつけ医」と同じ公立・私立の診療所が国民の最も身近な医療機関として確立しているのが大きな特徴といえるでしょう。すべての公立病院は地域ごとに3つのグループに分類されており、情報共有の円滑化、効率化や良好なライバル関係を促すことから「医療サービスの高度化」につながっていると考えられています。

日本の医療機関と大きな違いがあるのがシンガポールの私立病院です。シンガポールの私立病院は、独立した開業医が病院側と契約する「オープンシステム方式」が採用されていることがほとんどです。日本のように病院に雇用されている医師が非常に少ないというわけです。オープンシステムでは病院の外来診療スペースを開業医が借りて「出店」するので、シンガポールの医療機関はデパートメントストアや複合商業施設と呼ばれることもあります。

シンガポールの医療レベルが高い理由

シンガポールは「医療は産業」という方針を打ち出しており、国外から外来・入院患者を誘致する医療ツーリズムも重要な政策として掲げているのは、特に富裕層には広く認知されています。実際、マレーシア、インドネシアといった近隣諸国はもちろん、中国やアラブ諸国からの医療ツーリストも増えているといいます。

シンガポールの医療レベルが高い理由としては、狭い国土を活かした医療施設の集約化のほか、公立病院を含めてすべて「法人化」してグループ間の健全な競争意識を促していることが挙げられます。さらに医療ツーリズムで得た外貨を研究などに使うことで、さらに医療技術の向上を図れるのも医療レベルが高まる理由の1つといえるでしょう。

日本でも高まる富裕層向けの医療サービス

近年、富裕層向けの医療サービスの需要は日本でも高まっています。サービス内容は多種多様ですが、日本ならではの医療サービス「人間ドック」は会員制やエグゼクティブ層向けとして高度な検査などを用意している医療機関も少なくありません。例えば、セントラルメディカルクラブ世田谷、宇都宮セントラルメディカルクラブでは顧問医による医療支援や高度な画像診断などを提供しています。自身の健康管理をより高度に行いたいという方はぜひセントラルメディカルクラブをご検討ください。

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