顧問医のいる病院の特別さとは~少なくとも適切な治療、ストレスレス、長期管理は必要
顧問医「顧問医のいる病院」と聞くと、一般的な医療機関では行われていない、何か特別な検査や治療を行っているのではとイメージされるかもしれません。
確かにそうした面もあるにはありますが、決してそれだけではありません。
顧問医のいる病院として認知されるためには、以下の3つが必要であると考えられます。
1. 高度な医療
2.ストレスのない環境
3.長期的な健康管理
顧問医のいる病院の定義
顧問医のいる病院の存在は、もちろん法律で定義されているものではありません。したがって、「これが顧問医のいる病院です」と明示するのは簡単ではありません。
しかし、顧問医のいる病院として、少なくともこの条件は必須だろうと考えられるのが、前述した3点になります。
ひとつずつ確認していきましょう。
顧問医のいる病院が提供する高度な医療とは
雰囲気や環境がいくら良くても、肝心な医療が高度でないならば、それは「顧問医のいる病院」とは呼べないでしょう。
もちろんすべての医療機関が良質な医療の提供を目標にしていることはいうまでもありませんが、顧問医のいる病院においては、おもに少数限定の会員制を採用することによって、通常の医療機関よりさらに密接に会員様お一人お一人に寄り添い、それぞれの健康状態・症状にマッチした最適かつ高度な医療を提供することが可能になります。
高度な医療と検査技術
病気を治すには、できるだけ早く発見し、できるだけ早く生活習慣を改善したり治療を開始したりする必要があります。できるだけ早く病気を発見するためには、検査がとても重要です。適切な頻度で検査を行うのはもちろんのこと、検査そのものの精度や技術も問われます。
検査機器や検査技術は、日進月歩の勢いで進化・向上しています。顧問医のいる病院においては、こうした高度な検査機器や検査技術を積極的に導入し、さらに早い段階で病気を発見することを目標として定めています。
充実したコミュニケーション
先述しましたが、顧問医のいる病院の多くは会員制を採用しています。会員制であることで何が変わるのかというと、医療機関として診るべき対象が少なくて済むこと、このことが大きな特長となります。
それだけ会員様お1人お1人の健康状態を丁寧に観察・管理でき、ささいな変化に気づきやすくなります。
また、医師や看護師と会員様のコミュニケーションを密にすることで、協力して健康を管理し、健康長寿を実現していくという環境が整います。
両者に信頼が生まれ、さらに密な健康管理と素早い医療行動を実現できる、理想的な相乗効果を生み出しやすくなります。
ストレスのない環境とは
顧問医のいる病院の要件として「ストレスレス」を掲げるということは、残念ながら一般の病院がまだまだストレスの多い場所になってしまっているという現状があります。
多くの人は「できることなら病院には行きたくない」と思っているのではないでしょうか。病院は病気を治すために行く場所ですので、病院へ行く=病気になっている、と考えると、なるべくなら病院へは行きたくないと考えるのは自然なことといえます。
しかし、病院が病気を治すための場所という認識は、間違いではありませんが、十分なものでもありません。病院にはもう1つの側面として、病気にならないため、健康を維持するために行く場所という存在意義もあるからです。
そう考えると、病院から足が遠のくということは、結果として「病気にならない」「健康を維持する」ことに背を向けてしまっていることに他なりません。
ご自身の健康のために前向きな気持ちで病院に来ていただく。そのための1つの要素として、ストレスのない、快適な環境をご用意させていただくということは、高級と呼ばれる医療機関として当然のことといえるでしょう。
顧問医のいる病院の長期的な健康管理とは
病気のなかには、少ない割合ですが、突如発症するものもあります。しかし深刻な病気の多くは、小さな症状や一見ささいな不調から始まって、それが時間の経過とともに悪化したり、他の病気(合併症)を誘発したりして、健康を脅かすことになります。
従って、理想の健康管理は、健康状態の変化を長期にわたって詳細に観察し、そのときどきで適切な助言や必要な治療を施すことになります。
一般の医療機関でもかかりつけ医として長く1人の患者に向き合うことはありますが、そうした病院では、基本的には患者は体調が悪くなった時に来院しますので、結果として発見が遅れてしまうこともあります。
「体調はいつも通り」
「一見すると健康」
こうした「健康」の背後で、実は病気が進行していることもありますので、定期的に詳細な健康管理・観察を続けて、初期の異常やささいな体調の変化に気づきやすくすることが大切です。
まとめ~前向きに、進んで行きたくなる病院として
繰り返しになりますが、顧問医のいる病院と呼ばれる病院には、少なくとも下記の要素が必要と考えられます。
1.高度な医療
2.ストレスのない環境
3.長期的な健康管理
ホテルでもファッションでも自動車でも、高級と呼ばれるものには、人目を引く豪華さだけでなく、目的を果たすための質実な合理性・利便性も備わっているものです。
顧問医のいる病院の場合は、体調管理と健康維持を通じて、会員様の健康長寿を実現するという大目標があります。
ご自身の身体や健康が、それ以上の意味を持つ皆様には、ぜひセントラルメディカルクラブ世田谷のご利用をおすすめします。