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人間ドックを受ける前日にやってもいいこととNG行為

人間ドック 検査

人間ドックは自分の健康状態を正確に把握するためのものです。そのため、受診前に数値を改善しようと頑張るというよりは、普段の生活習慣のまま受診することが大切です。

しかし実際には、検査結果が変わってしまうような受診前のNG行為も存在するため、たとえ日常的な習慣であっても、正しい検査結果が出るように対策する必要があります。

そこで今回は、人間ドックの1週間前〜前日までにやってはいけないことと、やっても大丈夫なことをまとめます。これから人間ドックを受診する方はぜひご確認ください。

 

人間ドック受診前の注意点1:食事

受診前日の食事について、食べるタイミングは医療機関の指示に従ってください。例えば「食事は前日の21時まで」、「飲み物は前日ならば制限なし」といったようなルールがあるので、事前に確認しておきましょう。

また、消化の悪いもの(脂肪分や繊維質が多いもの)は胃カメラ、胃バリウム検査、大腸カメラなどの診断の妨げになるので、避けることが望ましいです。その他、牛乳やチーズなどの乳製品は胃の粘膜をカバーしてしまうので、胃バリウム検査では支障をきたします。

■例:人間ドック受診前日に食べない方が良いもの
・豆類(納豆など)
・野菜(ねぎ、玉ねぎ、きのこなど)
・海藻類(ワカメ、昆布、もずくなど)
・乳製品(卵、牛乳、チーズなど)

食事の量を減らす必要はありませんが、うどんや柔らかいご飯といった消化の良いものを取ることが大切です。

飲酒は検査の精度に影響する

アルコール類は、血糖、尿酸、肝機能、中性脂肪などの検査結果に影響するため、前日や当日の過度な飲酒は控えましょう。血中アルコール濃度の上昇は数時間から半日は継続するといわれています。ちなみに、年齢や体質によってアルコール代謝機能は異なるので、受診の1週間ほど前から禁酒するのが良いとされています。

人間ドック受診前の注意点2:運動

ハードな運動は血液検査や尿検査などの精度を下げるので、受診の数日前からは控えましょう。運動をすることで肝機能の指標であるASTが高まったり、尿中へ蛋白が排出されたりするので、肝機能・腎機能に異常があると判断されることがあります。特に運動習慣がない人ほど、急に運動を始めると、検査への悪影響が大きくなる傾向があるので、普段通りに過ごすことが大切です。

PET検査前のハードな運動には要注意

PET検査とは、がん細胞が正常細胞に比べて多くのブドウ糖を細胞内に取り込むという特徴を利用して、全身のがんを見つける検査です。PET検査では、PET製剤というブドウ糖に似た薬剤を体内に投与し、薬剤が発する放射線を画像化することで病変部を発見します。

注意点としては、少しでも負荷がかかった筋肉に薬剤が集まってしまうことです。例えば、PET薬剤を投与した後は、薬剤が体に分布するまで30〜60分の安静が必要です。この間に、筋肉に負荷がかかるような体位は避けるべきです。また頭のPETを撮影する場合には、何も考えないようにしてリラックスすることが大切です。

もちろんハードな運動をすると筋肉に薬剤が集積するので、受診前日や当日は筋肉を酷使するような運動はおすすめできません。

人間ドック受診前の注意点3:睡眠

受診前日の睡眠は血液検査や尿検査の結果に影響するので、8時間ほど眠るようにしましょう。睡眠不足の状態では、腎臓の機能が低下したときのように、尿蛋白が陽性になることがあります。

ただし、睡眠時間を意識するあまり、就寝時間を早めすぎるのは良くありません。早い時間に起きてしまい、かえって睡眠時間が取れないこともあるので、何より普段のリズムを保つのが重要です。

人間ドック受診前の注意点4:常用薬

常用薬については、事前に人間ドックを実施する医療機関に相談しておくといいでしょう。また、常用薬には受診の前日・当日に服用しても良い薬と服用してはいけない薬があるので、かかりつけ医に相談しておきましょう。

基本的には受診前日の常用薬に制限はありませんが、ビタミンCを含有するビタミン剤などは尿検査に影響する可能性があります。尿検査では、試験紙で尿中の糖分を調べて糖尿病の有無を診断しますが、仮に陽性でも、ビタミンCの還元作用で陰性になる場合があるのです。

これでは糖尿病の早期発見・早期治療が妨げられるので、ビタミン剤の服用は受診の2〜3日前から控えるようにしましょう。なお、ビタミンCはプロテインなどの他のサプリメントにも含まれるので注意してください。

人間ドックで正確な健康状態を知るために事前準備をしよう

人間ドックを受ける1週間前〜前日で注意すべきポイントについて解説しました。食事、運動、睡眠、常用薬に関して適切な対策をすることが、精度の高い検査につながります。実際は医療機関や検査項目によって、さらに細かい制約があるので、医師の指示に従ってください。

なお、さらに高いレベルの検査精度をお望みの方は、「セントラルメディカルクラブ」の活用を検討されてはいかがでしょうか。セントラルメディカルクラブは高いレベルの画像診断力や、日本でも数少ないPET/CTを有しており、がんなどの早期発見・早期治療ができる体制を整えています。

関連記事:PET検査とは?なぜ早期発見が可能なのか

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