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サードオピニオンの目的と活用の方法

顧問医

近年、セカンドオピニオンの次の段階として、さらに他の医師の意見を参考にして治療法を選択するサードオピニオンを受ける方がいらっしゃいます。

セカンドオピニオンを「第2の意見」とすると、サードオピニオンは「第3の意見」となります。サードオピニオンとは、自分が納得のいく選択ができるまで、複数の医師に自分の病態や診断、そして治療法などについて見解を聞くことをいいます。の

まず、患者には知る権利が存在します。これは、インフォームド・コンセントといいます。

患者は自分の病気や治療法、そして治療に伴う副作用などのリスクについて医師から十分な情報を与えられ、その上で、自身の意思決定を行うのです。

ただし、患者には、医学のような専門性の高い情報を完璧に理解するのは難しい場合もあります。セカンドオピニオンやサードオピニオンを行いすぎることで、後に述べますが更に分からない点が増え、治療の着手が遅れることは避けましょう。

病気と向き合いながら自分の人生や生活をより良いものにできるよう、サードオピニオンを受けるメリットとデメリット、そしてサードオピニオンを受ける方法を紹介していきます。

サードオピニオンを受けるメリット

患者がサードオピニオンから得ることができる最大のメリットは、より多くの情報の中から自分が納得のいく治療を比較・検討することができ、選択肢が増えるという点にあります。

もしサードオピニオンがこれまでの医師と同じ見解であれば、「きっとその選択が最も適切なのだろう」と安心して受け入れることができるでしょう。一方、サードオピニオンがこれまでの医師と異なる見解であった場合は、迷いや不安も伴いますが、十分な情報を得た上で、自分の意思で選択することができます。それでも納得がいかなければ、迷いすぎずに主治医に確認することが大切です。

サードオピニオンを受けるメリットをまとめると、これから病気とうまく付き合っていくために大切なことばかりです。

〇これまでに知らなかった治療法を知ることができるかもしれない

〇複数の医師のそれぞれの観点からの見解を参考にできる

〇自分の病気と向き合い、病気や治療について勉強する機会になる

〇自分が信頼できる医師に出会えるかもしれない

〇適していない診療を避けることができる

サードオピニオンを受けるデメリット

患者がサードオピニオンを受けるデメリットは、サードオピニオンの目的を正しく理解していなかったり、活用の方法を間違えていたりすることで生じる可能性があります。これからあげるデメリットを知って、ただ不安や恐怖を感じるだけではなく、「知っておいてよかった」と学びに活かせると良いでしょう。

〇貴重な時間を費やすことで、治療の機会を逸したり治療効果を損ねたりするかもしれない

〇複数の医師から異なる意見が出たときに、なにが最善なのか迷ってしまう

〇毎回診察の費用がかかってしまう

サードオピニオンの受け方とポイント

直接自分で専門医を探し、状況を説明した上で見解を求めるのもひとつの方法ですが、より適切な方法はまずは主治医を頼ることです。効率的に最善な治療法にたどり着くためにも、しっかりと手順を踏むことをおすすめします。

1.主治医に「サードオピニオンを受けたい」と伝える

〈Point〉
既にサードオピニオンを受けたい病院や医師がいれば、主治医に伝えてください。具体的に決まっていなければ、主治医に信頼のできる医師を推薦してもらえないか相談してみましょう。

2.主治医に紹介状や検査データ等の診療情報提供書を用意してもらう

〈Point〉
今までの治療内容や経過、症状や状態などはこれまで診てくれていた医師でないと分かりません。適切な診断や治療法の提案をしてもらうために、必須なデータであると言えます。

3.サードオピニオンを聞く

〈Point〉
これまでの医師と同じ見解であってもそうでなくても、必ず治療のメリット、デメリットを詳しく説明してもらいましょう。疑問や不安が生じたら医師や看護師に質問したほうが理解度が深まります。たとえ、自分の希望しているような治療法を提案してくれたとしても、何が最善の選択なのかを見極めなければなりません。

4.得られた情報や見解をもとに、改めて主治医と話し合う

〈Point〉
これまでの医師と意見が一致している場合は、それが現時点の最善の治療であると考えられるので、主治医に伝えることで互いに安心して治療にのぞむことができるはずです。一致しない場合は、現状の選択肢の中で自分が最も納得いく治療を選ぶのか悩む可能性があります。そこで、これまでの経過をよく知っている主治医の客観的なフィードバックをもらうことで決心がつくかもしれません。

まとめ

今回は、病気にかかってしまった方が『病気と向き合いながらより良い生活を送ることができる』ことを目的として、サードオピニオンの目的と活用の方法をお伝えしました。

「セカンドオピニオンを試してみたけど、どうしても診断に不信感や不安が残ってしまう」、「もっと良い治療方法がないかを知りたい」時は、サードオピニオンを希望してみては如何でしょうか。サードオピニオンは治療の選択肢を広げるとともに、患者に最も適切な医療を受けるチャンスを得られる可能性もあります。

私たちセントラルメディカルクラブ(CMC)では、高度な画像診断力に定評があり、遠隔でもこれを行えるため、セカンドオピニオン、サードオピニオンをご希望される方にも適切なサービスを提供しております。顧問医として、あなたの健康に寄り添い、健康長寿を実現するお手伝いをさせていただきます。

関連記事:セカンドオピニオンで「何が得られるのか」「どう受けるか」の方法とは

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