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成功者に学ぶオンとオフの切り替え方【未病対策のヒントを探す】

未病

強いストレスが生む病気、と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、うつ病ではないでしょうか。ストレスがメンタルを傷つけ、それが、うつを引き起こします(*1)。

しかしストレスが関係する病気は精神疾患だけでなく、呼吸器、循環器、消化器、神経、皮膚などにも支障をきたすようになります(*2)。

未病とは、健康と病気の間の状態のことで、治療を受けたり予防策に取り組んだりしないと病気につながってしまいます。

ストレスが大きくなると、未病から病気に進んでしまうかもしれません。

未病対策の1つとして、そうしたストレスを減らすために、オンとオフを切り替えることをおすすめします。

成功者たちが実践しているオン・オフ切り替え術を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

オフが必要なのは脳を休ませるため

オンとオフを切り替える必要があるのは、オフに脳を休ませ、ストレス軽減を図るためです。

医学博士(医師)でアメリカ神経精神医学会認定医の久賀谷亮氏は、脳を休ませるマインドフルネスは、ストレスを減らして集中力を高めるのに有効であると指摘しています(*3)。

マインドフルネスは、科学的医学的に効果が証明されている瞑想法で、呼吸に集中したり音に耳を済ませたりして心を整えていきます(*4)。

「心を整える」を言い換えたものが「脳を休ませる」です。

久賀谷医師によると、脳は考えることが大好きで、そのため人は、仕事や人間関係でうまくいかない状態が続くと、延々と考え続けてしまいます。

そこでオン状態をオフに切り替えて、脳を休めてストレスを減らす必要があるわけです。

ある社長さんのオフのつくり方

システム開発会社など複数の企業を経営するK氏は、経営者になるまでオンとオフを切り替えたことがなかったそうです(*5*6)。趣味が仕事で、24時間365日働きづめで、休みが取れると体を休めるためにひたすら寝ていました。

ところが会社を設立して経営者になると、現場を任せた社員に指示や示唆を与えなければならなくなります。そうなると自分が持っている知見だけでは足りず、いろいろな人の知恵やアイデアを取り入れる必要が出てきました。

そこで他社の経営者たちと付き合うために、ゴルフを始め、不慣れなお酒をたしなむようになりました。

これが次第にオフに変わっていったのですが、当初は社長業の1つとして取り組んでいました。

仕事のゴルフやお酒が、オフのゴルフやお酒に変わったのは、一緒に時間をすごす経営者たちとリラックスして楽しまなければならないと感じたためです。

このとき、オンとオフがはっきり区別されるようになりました。

それからは意識的にオフを充実させるようにして、登山、温泉めぐり、乗馬など、どんどん趣味を増やしていったそうです。

オフの時間を充実させると、アイデアが浮かんでくることがあり、経営に役立つこともあるそうです。オフをオフとして過ごすことで、オンのときの自分が活性化されるわけです。

休みの日は午前4時半から活動する

ナイキのCEOだったマーク・パーカー氏と、スターバックスの創業者ハワード・ショルツ氏には、休日であっても午前4時半から活動するという共通点があったそうです(*7)。

太陽光を浴びると、脳を活性化させる神経伝達物質のセロトニンが分泌しやすくなります。セロトニンにはネガティブな気分を改善する効果もあります(*8)。

早朝から活動を開始すると、その分だけ太陽光を早く長く浴びることができるので、セロトニンの分泌にはプラスに作用します。

したがって、休みの日こそ早朝に起きて活動を開始すると、オフの活動が充実すると考えることができます。

2人が同じ朝活をしていたのは偶然かもしれませんが、2人とも偉大な経営者であるのでぜひマネしてみたいものです。

頭を透明にしてアホになる

元メジャーリーガーのイチロー氏は現役時代、期待と記録に追われ常に重圧のなかにいました。それを乗り越えることができたのは、トレーニングを重ねてけがをしない体をつくり、毎日同じことを行って強靭な心をつくったからです。

そのイチロー氏がオフに心がけていたことは、1)何も考えない時間をつくって頭を透明にすることと、2)例えば朝7時までお酒を飲み続けるなどして「アホになること」の2つだったそうです。インタビューでそのように明かしています(*9)。

さらに、オフのときにまでストイックになることは「✕(バツ)」であるとも述べています。

イチロー氏は自身のことを、細かいことに気を奪われやすい性質であると分析しています。そのため、オフのときにいかにいい加減になれるかが課題だったといいます。

ストレスが関係する病気

オンとオフの区別がついていない経営者は少なくないと思います。自宅に戻っても、ベッド上に寝転がっても、ゴルフをしているときでも取引や経営のことを考えているのではないでしょうか。

その状態を楽しめているうちはよいのかもしれませんが、それをストレスに感じるようになると、オフがない状態なので、つまり逃げ場がありません。

ストレスは解消しないとどんどんたまっていきます。

厚生労働省はストレスが原因になったり、ストレスが症状を悪化させたりする病気として次のものを挙げています(*2)。

■厚生労働省が指摘するストレス関連の病気
気管支喘息、過喚起症候群、本態性高血圧症、冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、心因性嘔吐、単純性肥満症、糖尿病、筋収縮性頭痛、痙性斜頚、書痙、慢性蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、慢性関節リウマチ、腰痛症、夜尿症、心因性インポテンス、眼精疲労、本態性眼瞼痙攣、メニエール病、顎関節症

これらの病気を発症してしまうと、思うように仕事ができなくなるでしょう。

したがって、ストレスをためないようにすることは、仕事のための取り組みと考えることもでき、成功するための取り組みともいえます。

まとめに代えて~オフの有効利用こそ未病対策

ストレスがさまざまな病気に関わる以上、そして現代人がストレスから逃げられない宿命を持っている以上、ストレスを減らす対策こそ未病対策につながります。

オンの状態が長く続くとストレスが増えていくので、オフをつくることと、そのオフを有効利用することが重要になってきます。

成功者たちのオフのつくり方とオフの過ごし方は示唆に富みます。オフを上手に活用できたからこその成功なのでしょう。

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