会員制の病院・医療機関を利用するメリットは最高峰の医療が受けられること
顧問医会員制の病院・医療機関があります。
そこは会員様にだけ、特別な医療サービスを提供しています。
会員制の病院・医療機関では、診察料のほかに、一般的な病院やクリニックでは発生しない会費という料金があります。
では、会員様は、会費を負担することで、どのような「一般的な医療機関で受けられない医療サービス」を受けることができるのでしょうか。
1人ひとりに合わせた医療が受けられる
会員制にする目的は何でしょうか。会員制にすることで医療機関もその運営会社も安定した収益構造が得られます。また会員自身は個別性の高いケアを受けられ場合によっては待たずに医師の受診が受けられるなどの特典もあります。
通常の保険診療を行うような総合病院や大学病院などの医療機関では、非常に多くの患者さんが受診します。すべての患者さんに医療を提供するとなると、診察時間は短くなり、待ち時間は長くなります。これは、みなさんもご経験があるかと思います。少し、相談したいだけなのに……と思われる方も多くいらっしゃると思います。このようなケースにおいても会員制のメディカルクラブに併設されている医療機関で対応してもらえると非常に助かると思われませんか。
このような相談までは会費の中で対応するところが多いです。ただし、その後、薬の処方や検査が必要になった場合には保険診療にて行うなど、その費用は別途ということになります。
10×100=500×2=1,000
上記の説明のイメージを、数式で表現してみましょう。
医師の能力は、会員制の医療機関の医師も一般の病院の医師も仮に等しく1,000とします。
・会員制の医療機関の医師のイメージ
患者さん10人×患者さん情報100=1,000
・一般の病院の医師のイメージ
患者さん500人×患者さん情報2=1,000
会員制の医療機関の医師は10人の患者さんを担当するので、患者さん情報を100まで持つことができます。
しかし一般の病院の医師は500人の患者さんを担当するので、患者さん情報は2まで絞り込まなければなりません。
会員制の医療機関の医師のほうが、圧倒的に患者さんと深く関わることができるわけです。
患者さんは自身の医療ニーズに合わせて選択できる
会員制の医療機関と一般の病院は、どちらがよくてどちらが悪いということはありません。
公的医療保険を使って、患者さんの経済的負担を小さくして、多くの患者さんを診る医師は重要な仕事を担っています。
一方で、経済的な負担が大きくなっても最高峰の医療を求める患者さんがおられます。それに応える医師も必要です。
一般の病院の数と比べると、会員制の医療機関の数は圧倒的に少ないのですが、少数でも存在すれば、患者さんの幅広い医療ニーズに応えることができます。
会員様の顧問医になる
企業には、顧問弁護士や顧問税理士がいます。顧問弁護士と顧問税理士は常に、顧問をしている企業の利益を最大にすることを考えて仕事をしています。
会員制の医療機関の医師は、会員様の顧問医です。顧問医は常に、会員様の健康を最大にすることを考えて仕事をしています。
顧問医の役割を紹介します。
多角的に会員様を診る
あなたが「胸が痛い」と医師へ訴えたとき、既往歴を確認し問診を行った上に、心臓の病気と肺の病気が疑われたとします。ここで重要なポイントは、心臓を診る医師と肺を診る医師は異なるということです。
あなたの体はもちろん一つですが、このような胸の痛みだけとっても専門によって診察する医師は複数名になるのです。
最初にかかった医師が、自分の領域の病気ではないと判断したら、あなたは、次の医師の診察を受けなければなりません。
きっと一定数の方は一人の先生にみてもらいたいと思うかもしれません。医療は日進月歩と言いますが非常に速いスピードで変化しています。またこれにより多くの情報が存在しています。そして、専門性が求められることで細分化されています。しかし、実際にはこの恩恵を受け長寿社会を築いてきたのです。
他方、顧問医が果たす役割は、シックケアとヘルスケアの双方を一人の会員様に行うということです。あなたの既往に対しても、これからの健康に対しても寄り添ってくれるのは顧問医だけでしょう。
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最新の検査機器を使って調べることができる
会員制の病院・医療機関の多くは、最新の検査機器を導入しています。
それは、会員様の高度な医療ニーズに応える必要があるからです。
最新の検査機器は、それまで発見できなかった病変をみつける能力を持っています。
会員様に経営者の方が多いのは、「事業の安定運営の礎が健康」であるとご理解されているからでしょう。
このような会員様が健康の大切さや健康を突き詰めていくと様々な病気の早期発見や未病にもこだわられると思います。会員制のメディカルクラブを選ぶ際には、最新鋭の検査機器が整備されている施設を自然に選択されているのかもしれません。
最高の医療への橋渡しになる
誰もが最高の医療を受けたいと考えますが、その誰もが最高の医療を受けられるわけではありません。例えば、東京大学医学部附属病院(以下「東大病院」)の一般病棟は1,178床しかありませんが、この病院がある文京区の人口は22万人にもなり、しかも東大病院となれば全国から患者さんが集まります(*1)。
では、どのような患者さんが東大病院を受診できるのかというと、東大病院が行っている超高度な医療でないと治せない方です。
会員制の病院・医療機関は、大学病院や総合病院などの基幹病院と連携し、難治例な疾患やそこでしか治療することができない人を基幹病院に紹介しています。
私たちCMCも、全国の基幹病院と提携しています。
会員制の病院・医療機関は、最高の医療への橋渡し役になることもあります。
まとめ~医療の質にどれだけ重きを置くか
会員制の病院・医療機関の会員様の多くは、驚くほど健康意識が高く、病気や健康に関する知識が豊富です。
病気に関する知識が増えると、健康を維持するには高度な医療サービスを受ける必要があり、それには相応のコストがかかることがわかります。
会員様は、会員制の医療機関でしか受けられない医療サービスを求めて、会員登録しています。