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経営者には経営者ならではの健康維持・増進方法を

健康長寿

健康の在り方は1つではありません。赤ちゃんの健康、成人の健康、男性の健康、女性の健康、高齢者の健康はそれぞれ違います。

人によって健康の在り方が異なるのは、人にはそれぞれ違った環境や条件があり、それぞれ違った生き方をしているからです。自分に合った、自分の生き方に合った健康が必要になります。

そして経営者にも、経営者ならではの健康があります。

経営者は、自身の活動や生活にマッチした健康を手に入れましょう。

経営者の健康は自分だけのものではない

経営者の活動には、自分自身のためだけに活動できないという特徴があります。

経営者は従業員の雇用を継続して、顧客と取引先に利益を与え、自分の会社を存続、発展させていかなければなりません。もちろん経営者も自分のために働くこともあるでしょう。しかし仕事の大半は従業員のため、顧客と取引先のため、そして会社のためと考える方も多いでしょう。

したがって、もし経営者が健康を害して活動に影響が及ぶ場合、従業員、顧客、取引先、自社にも影響が及ぶと考えられます。

「みんなのために健康でいること」と「健康を害すると少なからず損失が生まれること」の2つが、経営者の健康面の特殊性です。

これらを踏まえて経営者専用の健康維持・増進方法を考えていきます。

正しい判断をするための健康法

経営者の健康が経営に影響を与えるのは、経営者が重要な判断をする機会が多いためです。

生産性を上げるために高額な設備を購入したり、会社を大きくするために人員を大幅に増やしたりするとき、経営者は強いプレッシャーを受けながら決断していることでしょう。

経営者が健康でなければ、そのような決断が遅れたり、間違った決断をしたりする恐れがあります。

経営者が必要としている健康とは、正しい決断をサポートするものです。

睡眠をしっかり取る

厚生労働省は、「睡眠不足は、疲労感をもたらし、情緒を不安定にし、適切な判断力を鈍らせるなど、生活の質に大きく影響する」と指摘しています(*1)。

適切な判断を下すには、良質な睡眠は欠かせないことがわかります。

睡眠不足が推論、言葉の理解、意思決定に悪影響を及ぼすことはさまざまな研究によって立証されています。睡眠が足りていない人の脳を画像診断装置(MRI)でのぞいてみると、明らかに血流量が減っていることがわかります(*2)。寝不足だと「頭が働かない」と感じることがあると思いますが、それはまさに脳内で起きている現象に対する感覚なのです。

経営者に必要な健康法は、まずしっかり眠ることです。

「最近忙しくて眠れていない」と感じている経営者は、最近の自分の経営判断を振り返ってみてください。もし「正しい判断が下せなくなっているような気がする」と思ったら、仕事を調整して眠ったほうがよいでしょう。

運動してBDNFを増やす

運動が健康にプラスになることは誰もが知っていることですが、判断力にもよい効果をもたらします。

低強度と中強度の運動は、脳内で起きている認知機能の反応を向上させる効果があります(*3)。

運動が認知機能によい効果を与えるのは、脳内の脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が増えるから、とされています(*4*5)。

BDNFは記憶や学習などの高次の脳機能に欠かせない因子で、精神疾患の治療ではBDNFを増やす作用がある薬が投与されることもあります。

正しい判断やよい判断は、記憶したことや学習したことによって導き出されます。自分の成功経験や失敗体験や、他人の成功事例や失敗事例を分析することで、目の前の課題が明確化し、解決策を思いつくことも多いでしょう。

BDNFが増えると脳内の神経細胞が次々つながり、記憶の引き出しが開かれたり、複雑な思考が可能になったりします。

人間ドックを定期的に受ける

経営者の方には人間ドックを受けることをおすすめします。

人間ドックは、通常の健康診断で行われる検査にプラスして、さらに詳しい、さらに高度な検査を行うので、病気の初期症状を発見できる確率が高くなります。

病気の早期発見、早期治療は、完治する確率を高め、重症リスクを減らします。

したがって、人間ドックは経営リスクを減らすことにつながるでしょう。

経営者の健康状態は経営リスクである

経営者が病気になり、一時的に経営から離脱することになりますと、経営や事業が停滞する可能性があります。したがって、経営者の健康は経営リスクと考えることができます。

これは銀行の融資の審査をみてもわかります。

経営者が健康であれば会社を成長させられると期待できるので、銀行はプラスに評価します。

一方、経営者に健康上の懸念があったり、高齢なうえに跡継ぎがいない状況だったりすると、会社の将来が不安視され、銀行は融資を渋るでしょう。

資金繰りは経営に直結するので、経営者の健康状態は間接的に経営に重大な影響を与えるといえます。

健康診断に加えて人間ドックを受ける目的は、より深く、より確実に病気の有無を調べることにあります。

健康診断でみつからなかった病気が、人間ドックでみつかることは珍しくありません。

人間ドックで「病気の芽」を摘んでおけば、健康リスクを低く抑えることができ、つまり経営リスクを小さくできるわけです。

まとめ~健康が会社を支えている

経営者の健康不安説が流れると、その会社の株価が下がることがあります。それは市場に「あの社長が退任したら事業が停滞するだろう」という観測が広がるからです。

それほど経営者の健康は会社に深く関わっています。

経営者は健康管理を怠らないようにしましょう。

経営者が「顧客に喜ばれる事業をする」「売上高を上げる」「従業員を雇用し続ける」と決断される際には、同時に「自分が健康でなければこれらの目標を達成できない」と考えていただければと思います。

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