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低体温がなぜ恐いのか~症状、原因、対策を解説

体温が平熱より著しく低下する症状を低体温といいます。

低体温の状態が長く続くと血流が悪化したり免疫力が低下したりして健康を害することがあります。

また、低体温が原因となってさまざまな病気を引き起こすこともあります。

この記事では、低体温がなぜ恐いのかを説明したうえで、症状、原因、対策について解説します。

ちなみに「低体温症」という病気がありますが、こちらは寒冷な環境にさらされることで起きる病気であり、この記事で解説する低体温とは別のものになります。

そもそも低体温とは

深刻な健康被害をもたらす「低体温症」は35度以下の状態を指しますが、「低体温」はそこまで下がりません。

では何度を下回ったら低体温と呼ぶのかというと、実は明確な定義はありません。

医師によっては、体温が36度を下回ると低体温と呼ぶことがあります。また平熱より明らかに低い体温のことを低体温とみなすこともあります。

低体温の症状

低体温の症状は体温の低下ですが、それを原因としてさまざまな健康被害や健康障害が起きることがあります。

■低体温の症状(低体温が引き起こす健康障害)
・血流の悪化
・免疫力の低下
・冷え性

低体温の症状は、多くの場合緊急の処置が必要というほどではありませんが、この症状のこわいところは、これらの症状が別の重い病気の原因になってしまうことがあるという点です。

次の章で詳しくみていきましょう。

なお、低体温と冷え性は異なる症状です。

冷え性は、一般的な人が寒さを感じない気温であるにも関わらず寒さを感じてしまう症状です。冷え性では、体温低下が起きていない場合もあります。

一方低体温は、実際に体温が低下した状態です。そして低体温では自覚症状がない場合があります。低体温で血流が悪化していても、それだけでは体調不良や苦しさを感じないこともあるのです。

低体温が恐いのは重い病気につながるから

低体温が原因で引き起こされる病気や、低体温が症状を悪化させる病気には次のようなものがあります。

■低体温に関係する病気や症状
・肩や腰のコリ
・便秘や下痢
・頭痛
・月経痛や月経不順など女性特有の病気
・子宮の病気
・目の病気
・関節の病気
・心臓や血管の病気
・生活習慣病
・肌荒れ
・疲労や不眠

臓器の機能や免疫力も低下する

体温が低下することが原因で重い病気を誘発してしまうのは、体温が体調を整えるのに重要な役割を果たしているからです。

血液は体をつくる何十兆個もの細胞に酸素と栄養を届けていますが、低体温になると血流が悪化するので細胞に十分に酸素と栄養が行き届かなくなります。

これにより臓器や器官や組織が正常に機能しなくなり、病気を発症したり、病気を悪化させたりすると考えられます。

また、体温の低下によって新陳代謝が低下したり、体内の酵素が不活化(元気がなくなる)したりします。その結果、免疫力が低下して病気にかかりやすくなってしまいます。

低体温の原因

低体温の症状に女性特有のものが多いのは、女性のほうが低体温を引き起こしやすいからと考えられています。

女性は一般的に、男性と比較すると、熱を生む筋肉が少なく、低温を維持しやすい皮下脂肪が多くなる傾向があります。つまり、低体温を引き起こしやすく、低体温を維持しやすい体質の人が男性に比べて多いといえます。

ただし男性も油断はできません。

栄養不足、不規則な生活、運動不足、ストレス

低体温が急に起きることはほとんどないと考えられていて、生活習慣の悪化が徐々に体温を下げていきます。

低体温を引き起こす原因には次のものがあります。

■低体温の原因として考えられるもの
・栄養不足
・不規則な生活
・運動不足
・ストレス

健康を悪化させる要因が重なって体温を下げてしまうわけです。

低体温の対策

低体温の対策には、普段の生活を見直すことが欠かせません。生活習慣の改善が必要になります。

■低体温の対策として推奨されること
・栄養バランスの取れた食事を心がける
・不規則な生活を改める:良質な睡眠を取る、暴飲暴食を避ける
・適度に運動する
・ストレスを解消する
・シャワーで済ませるのではなく、湯船につかるようにする

食べ物では、体を温めるといわれている食材を摂るのがよいでしょう。

■体を温める食材
・ショウガ
・ネギ
・ニンニク
・コショウ
・ゴボウ
・タマネギ
・カボチャ

そして運動習慣がない人は、なるべく意識して動くようにしてください。

運動習慣を身につけると、体内の一酸化窒素が増えて血管がしなやかになり、血流がよくなります。血液は体温調節の役割も果たすので、血流の改善は体温の上昇にプラスに働くはずです。

まとめ~温めることを意識して

体温が問題になるのは、多くは高温です。風邪を引いて高温になると意識が朦朧(もうろう)としてきますし、悪い病気にかかると熱が出ます。

しかし体温の上昇は、実はよい現象であるとも言えます。体温が上がることによって免疫力が上がり、体内に侵入したウイルスを攻撃することができます。

高熱が出ると悪寒がして体が震えますが、これは筋肉を震えさせて熱を生み出そうとしているからです。

したがって、高温の逆の現象である低体温は、体にとってよくない現象と言えます。低体温の原因を改善し、上記の対策を実行して、体温が上がるような生活習慣を取り戻しましょう。

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