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人間ドックや健康診断を受ける正しい頻度とは

人間ドック 検査

会社などで健康診断を受けている人は、自分の健康状態を定期的に確認することができます。そのため、「自費を払ってまで何度も人間ドックを受ける必要性はあるのかな?」と疑問に思うかもしれません。

しかし、人間ドックは健康診断で見つけられない病気を早期発見できるため、正しい頻度で受診することが推奨されます。今回は、人間ドックや健康診断を受ける適切な頻度について、その理由を挙げながら解説します。

健康診断の正確な定義

受診頻度の説明をする前に、健康診断の意味を説明します。みなさんは健康診断と人間ドックは「別もの」ということを知っていますか?

一般的には会社で受ける検査が健康診断と呼ばれますが、実は広い意味では人間ドックも健康診断の一部なのです。

健康診断とは、全身の健康状態を確認するための検査で、大きく「法定健診」と「任意健診」の2つに分けられます。

1つ目の法定健診とは、労働安全衛生法に基づいて、会社が従業員に対して実施するものなどを指します。いわゆる会社の定期健診とは法定健診の1つで、会社員ならば1年に1回の頻度で受診することになります。

2つ目の任意健診とは、受診者の意思で任意に行うもので、人間ドックや市町村の集団検診が含まれます。受診頻度に法的義務などはありません。

本記事では便宜上、会社の定期検診のことを健康診断として説明します。

※出典:厚生労働省「健診(けんしん)」

健康診断(定期健診)を受ける頻度は1年に1回

会社の定期健康診断の頻度は法律で1年以内ごとに1回と定められており、会社が常時使用する従業員を対象に実施します。検査数は11項目ですが、医師が必要でないと認めるときはさらに省略されることがあります。原則無料で健康状態を大まかに確認できるのはメリットといえるでしょう。

一方、検査項目は必要最低限なので、健康診断だけでは発見が難しい病気もあります。そのため、各種疾患の早期発見、予防、将来の発症リスクの把握には、定期的な人間ドックの受診が推奨されます。

※出典:厚生労働省「労働安全衛生法に基づく健康診断を実施しましょう~労働者の健康確保のために~」

人間ドックを受ける頻度も1年に1回がおすすめ

人間ドックを受けるべき頻度は、年齢や個人の生活習慣などで変わります。そのため、必ずしも若いうちから毎年受診する必要はないかもしれません。しかし、40代以降では健康診断で発見できない病気も増えるため、1年に1回は受診するようにしましょう。

ここでは各年代で推奨される受診頻度や、その理由ついて解説します。

20代:生活習慣病予備軍になる人がいる

20代は他の年代と比べると人間ドックを受ける必要性は高くありません。人間ドックは受けずに、会社の健康診断にオプションを追加するだけで十分な人もいるでしょう。

ただし、近年は食の欧米化により若いうちから生活習慣病予備軍となる人もいます。そのため、公益財団法人日本人間ドック学会が定める「基本検査項目」を受け、糖尿病・高血圧・脂質異常症のリスクを調べるのがおすすめです。基本検査項目は毎年、見直される可能性がありますが、基本的にはX線・超音波、血液学、便などの検査が行われます。また、女性の場合は若いうちから婦人科系の病気(子宮頸がんなど)にかかるリスクがあるため、がん検診を追加する人もいます。

30代:がんになる女性が増加

30代は生活習慣病のリスクが急激に高まる年代です。20代の頃と比べて仕事量が増えがちで、生活リズムや食生活が乱れやすいためです。ストレスを溜め込んでしまう時期なのですが、体力があるだけに心身へのダメージが自覚できないことがあります。人間ドックを受ける習慣をつけるためにも、2〜3年に1回は受診しましょう。

この時期に難治性の胃がんや子宮頸がん、乳がんなど、命に関わる病気の発症リスクが高まるので、これらを検査できるコースを選択してください。男性は前述した「基本検査」を受診し、女性は「レディースドック」という女性特有のがんを調べるコースを受けるのがおすすめです。

40代:脳血管疾患に注意

40代はがん(大腸がん、肺がん、胃がんなど)と生活習慣病(糖尿病、脳血管疾患など)のリスクがさらに高まる時期で、人間ドックを利用する人がかなり増えます。

自分の性別や生活習慣などを考慮して、特にリスクが高く、気になる病気を検査すると良いでしょう。健康な方でも、1年に1回は受診するのが好ましいです。また、脳血管疾患対策として、40代からは脳MRI検査も受けることをおすすめします。

50代:三大疾病(がん・心疾患・脳卒中)のリスクが上昇

50代になると三大疾病のリスクがさらに上昇するので、人間ドックで受ける検査も多くなりがちです。三大疾病に加え、骨粗鬆症、リウマチなどの検査を検討してみましょう。ただ、全てのオプションメニューをつけるのは現実的ではないので、問題箇所を重点的に調べるのが一般的です。

なお、60代以降は日常的なメンテナンスと定期的な人間ドックがさらに大切になります。既に症状がある病気はかかりつけ医に治療してもらいつつ、1年に1回の人間ドックで三大疾病の発症を防ぎましょう。

健康診断・人間ドックは正しい頻度で受診しましょう

健康診断・人間ドックの正しい受診頻度や、年齢別で気を付けるポイントなどを解説しました。健康診断は検査項目が限られているため、がんの早期発見や生活習慣病の有無を調べるなら、1年に1回の頻度で人間ドックの受診を検討しましょう。

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※関連ページ:顧問医サービス

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