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がん治療の種類を解説 主治医や顧問医は頼りになる存在

健康長寿

がんの治療には、標準治療と呼ばれる治療があります。国立がん研究センターは、がんの標準治療について次のように定義しています(*1)。

■がんの標準治療の定義
科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療

つまり、がんがみつかった場合、多くの患者さんは標準治療を受けることになります。

がんの標準治療の知識は、がん患者さんにとっても、またそのご家族にとっても、非常に重要なものと言えます。もちろん健康な方にとっても、覚えておいた方が良い知識であることは言うまでもありません。

そこでこの記事では、がんの標準治療で3大治療といわれている手術、薬物療法、放射線治療について解説します(*2)。

さらに、がん治療における主治医や顧問医の役割についても紹介します。主治医や顧問医は、不安が募っている患者さんにとって頼りになる存在です。

標準治療は手術、薬物療法、放射線治療

がん治療における手術、薬物療法、放射線治療について紹介します。

がん治療における手術とは

がん治療で手術をする目的は、がんそれ自体を取り除いたり、がん細胞が移っているかもしれない(転移)臓器を切除したりすることです。

がんとはいわば、がん細胞という物理的に存在するモノなので、それを手術で物理的に取り除くわけです。

「手術」と聞くと腹部を開いてメスで切るシーンを思い浮かべるかもしれませんが、がん治療の手術のなかには内視鏡を使ったものもあります。

内視鏡を使った手術でも、胃内視鏡検査や大腸内視鏡検査と同じように、内視鏡を口から、または肛門から挿入します。そして内視鏡の先端から小さな「ハサミ」を出して、それでがんを切除します。

これだけで治療が完了することがあります。

しかしがん細胞が組織に広がったり、他の臓器に転移したりしていたら、大規模な手術が必要になります。がん細胞だけを取り除くことができないときは、臓器ごと取り除く場合もあります。

がんがみつかったら医師はまず、「手術で取り除けないか」と考えるでしょう。

がん治療における薬物療法とは

医師が「手術だけでがんを完全に取り除くことは難しい」または「手術での治療は困難」と判断したら、薬物療法や放射線治療を検討します。

手術に薬物療法や放射線治療を組み合わせることを集学的治療といいます(*3)。

まず薬物療法について解説します。

薬物療法は、いわゆる抗がん剤を使う方法です。

薬物療法の目的は、もちろんがんを治すことなのですが、それが難しい場合でも、がんの進行を抑えたり、症状を和らげたりするために薬物療法を行うこともあります(*4)。

なお抗がん剤には、細胞障害性抗がん薬や内分泌療法薬(ホルモン療法薬)、分子標的薬などさまざまな種類があります。

また、手術に体が耐えられない患者さんは薬物療法だけを受けることもあります。

薬や治療の選択は、医師と患者が十分話し合って決めることになります。

がん治療における放射線治療とは

放射線治療は、高いエネルギーを持つ放射線をがん細胞に当ててDNAに損傷を与えて死滅させる方法です(*5)。

放射線治療は手術と同じように、がん細胞がある局所に対してアプローチします。しかし、放射線治療では、手術のようにがん細胞や臓器を取り除くことはありません。したがって体力的に手術に耐えられないと判断できる患者さんに対しても放射線治療なら可能な場合があります。

放射線治療で使われる放射線は高エネルギーX線が一般的ですが、そのほかに、電子線、陽子線、重粒子線、α線、β線、γ線が使われることもあります。

主治医や顧問医は頼りになる存在

がん治療における主治医や顧問医には、治療以外にもう1つ役割があります。それは、患者さんを支えることです。

がんがみつかると、つまり、医師からがんの告知を受けると、患者さんは次のような不安に襲われます(*6)。

・なぜ私だけが苦しまなければならないのか
・まさか私が、がんになるはずがない
・頭が真っ白になる
・何も考えられない

不安や恐怖は、1人で抱えているとより一層強くなる傾向があります。誰かに話すことで多少なり和らぐことがありますし、それが専門知識を持ち、多くのがん患者と接してきた医師であればなおさらです。

がんを発症した患者さんは、主治医といろいろな話をすることになります。

なぜなら、がん治療には多くの種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあるため、患者さんにしっかりと理解していただく必要があるからです。

その話し合いのなかで、患者さんは主治医に対して不安な気持ちを吐露(とろ)することもあります。そんなとき主治医や顧問医は、患者さんに寄り添い、患者さんと共にがんと向き合う存在となります。

まとめ~CMCには顧問医がいます

CMC(セントラルメディカルクラブ)には、顧問医サービスがあります。そもそも「顧問医」という言葉や概念はCMCが発祥です。

顧問医は、先進的な医療機器と高いレベルの画像診断力で、会員様の健康を身近で手厚く管理します。

また、電話ひとつで健康相談に対応し、日常的な健康管理から適切な予防医療やヘルスケアを提案しています。また、がんがみつかった会員様に適切な医療機関を紹介することができます。先進的な知識と豊富な経験を持つ顧問医が、がん治療の種類を前に悩む会員様の支えになることができます。

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