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30~60代の年齢別。人間ドックで受診すべき検査項目とは

人間ドック 検査

数多くの病気の早期発見・早期治療につながる人間ドックは、原則、個人の意思で受診することから、膨大な数の検査項目の選択に悩んでしまう人は少なくありません。その際に基準にされることが多いのが「年齢」による検査項目の取捨選択です。

そこで今回は30代、40代、50代、60代の年齢別に人間ドックで受診すべき検査項目をピックアップして紹介します。基礎疾患の有無などによって、各人の検査項目は異なりますが大まかな目安として参考にしてください。

30代におすすめの人間ドックの検査項目

30代は40~60代以上と比べると深刻な生活習慣病などを発症するケースは多くはありません。そのため、人間ドックの「基礎検査項目」のみを受診する人が多いです。その代表的な検査を以下で確認してみましょう。

■人間ドックの基礎検査項目(例)
・身体測定
・視力、聴力検査
・心電図
・血液検査
・呼吸機能
・B型肝炎、C型肝炎などの感染症
・肝機能検査
・腎機能検査
・胃カメラ、バリウム、大腸カメラ
・血糖値
・脂質
・尿酸値

一般的に人間ドックを受診する医療機関によっては「胸部CTなし」など、コースやプランが異なるので申し込む際は必ず確認しましょう。30代の女性は20~30代の若い世代の発生率が高い「子宮頸がん」や「乳がん」などの早期発見につながる乳腺超音波検査、触診を受診することをおすすめします。

40代におすすめの人間ドックの検査項目

糖尿病、高血圧、脂質異常症、心臓病などの生活習慣病の顕在化やがんリスクが高まり始めるのが40代です。体の不調、不安を抱える人も増加し、定期健診に加えて基本的に5万円程度を自費で支払う人間ドックに対する意識が高まるのも、40代からと考えられています。

特に生活習慣病の早期発見や対策として、基礎検査項目の1つである「腹部超音波検査」に注目しましょう。エコー検査とも称される腹部超音波検査は、高周波数の音波によって肝臓、胆のう、膵臓、腎臓などの臓器の異常を調べることができます。その一例を以下で紹介します。

■腹部超音波検査でわかる病気(例)

・肝臓
脂肪肝、肝腫瘍、肝血管異常

・胆のう
胆のうポリープ、胆管結石、胆管気腫

・膵臓
膵嚢胞、膵腫瘍、膵委縮

・腎臓
腎結石、腎腫瘍、腎委縮

腹部超音波検査は幅広い生活習慣病だけでなく、がんの発見にもつながりますが確定診断のためには別途、精密検査が必要なケースがあることも覚えておきましょう。

50代におすすめの人間ドックの検査項目

定年が延長し続ける昨今では、50代はまだまだ現役世代ですが体の不調を感じる人がかなり増加し、人間ドックの検診が一般的になる傾向があります。

40代で紹介した病気のリスクがより高まるうえ、脳卒中や心筋梗塞など死亡率が高い病気の発症率も向上してしまうので、血圧や肝機能、血中脂質といった動脈硬化や転移しやすい前立腺がんの早期発見につながる「腫瘍マーカー」などの検査と数値に注目することをおすすめします。オプション検査を追加して、重大な病気につながりやすい臓器や体の部位を重点的に検査してリスクに備える必要性も高いといえるでしょう。

60代におすすめの人間ドックの検査項目

60代になるとチェックが必要な基礎検診の確認項目は50以上になり、1~2日かけて人間ドックを行うケースが増加します。さらに幅広い病気のリスクが高まるため、重点的に検査するよりも「全身をスクリーニング検査する」ことが、病気の早期発見・早期治療につながると考えらています。全身スクリーニング検査には、各カメラやCT検査などが必要でオプションを追加しなければならないことが多いことも覚えておきましょう。

また、60代では早期発見された病気の治療はもちろん、その病気によって他の病気が発症しないように予防する必要性も高まります。すでに顕在化している病気については、通常の診療に加えて年数回の人間ドックを受診して検査を受けることが推奨されています。

人間ドックは検査項目、スケジュール、治療を見据えて検討しよう

人間ドックで受けるべき検査や注目すべき結果の項目について紹介しました。基本検査項目はもちろん、必要に応じてオプションを追加することで命に関わる重大な病気の早期発見・早期治療につながります。また、基本的に年齢を重ねるほど検査項目が増え、より時間をかけて全身を確認する必要があり、治療や予防と並行するために医師との連携も重要になることも理解いただけたのではないでしょうか。

そのため主にエグゼクティブ層の方々を中心に、年間を通じて顧問医と専門性の高いスタッフの支援が受けられる「会員制人間ドッグ」に入会する人が増加しています。例えば、会員制医療クラブ「セントラルメディカルクラブ(CMC)」では、最新機器による画像診断やいつでも相談できる顧問医サービスなどを用意しています。法人・個人向けのコースを設けているので、自身に適した人間ドッグの受診を検討している方はぜひご相談ください。

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