CBDのリラクゼーションとアンチエイジングの効果について~使用時の注意も解説
その他小さなストレスでもリラックスできない緊張状態が生まれてしまうことがあります。
また、普通より早く老化現象が進んでしまう人がいます。
これらの非リラックス状態や非アンチエイジング状態が長く続くと、ゆくゆくは健康を害することにつながりかねません。
非リラックスや非アンチエイジングの状態は、体の機能の調節がうまくいっていないことが原因で起きることがあります。
CBD(カンナビジオール)には、体の機能を調節する作用があるとされています。
CBDオイルを摂り入れることでリラクゼーション効果やアンチエイジング効果が期待できるのは、体の機能を元に戻す効果が期待されるからです。
この記事では、CBDがリラクゼーション効果とアンチエイジング効果を生む仕組みを解説します。
CBDとは
CBDはカンナビジオールの略称で、大麻草の種子や茎から抽出した成分です。
「大麻」と聞くと驚くかもしれませんが、CBDオイルなどのCBD関連商品には違法性はまったくありません。この点については後段で詳しく解説します。
CBDは、生理活性物質「カンナビノイド」の一種です。生理活性物質とは、人の生命活動や生理機能の維持、調節に関わる化学物質のことです。
日本臨床カンナビノイド学会(事務局・昭和大学薬学部内)はCBDに次のような効果があると紹介しています(*1、*2、*3)。
■CBDに期待できる医学的な効果
・抗不安
・抗てんかん
・抗がん
・抗糖尿
・抗炎症
・抗けいれん
・抗虚血
・抗菌
・神経保護
・血管弛緩
・制吐
・骨の成長促進
「抗」は「抗(あらが)う」という意味で、そのあとに続く言葉の現象を抑制したり対策になったりします。つまり抗不安といえば、不安を起こさないようにする作用、という意味になります。
抗がんや抗糖尿病であれば、がん対策や糖尿病対策になりうる、という意味になります。
ではなぜCBDはこのような「すごい」作用を生み出すことができるのでしょうか。
そのメカニズムをみていきましょう。
CBDのメカニズム
動物がなぜ活動できるのかというと、臓器や器官や組織などが働いているからです。
そして人がその他の動物よりはるかに高度な身体活動や精神活動ができるのは、臓器、器官、組織などが複雑に関係し合って働いているからです。
臓器、器官、組織などの複雑な関係を支えているのが身体調節機能であり、この機能を支えているのが体内に備わっているカンナビノイド系です。
CBDが体によい効果をもたらすのは、カンナビノイド系(身体調節機能)を良好にするからです。
そのためCBDのメカニズムとは、カンナビノイド系のメカニズムといってもよいでしょう。
カンナビノイド系の作用「すごい仕事をしている」
体内のカンナビノイド系は、アナンダミド、2-AG、カンナビノイド受容体CB1、カンナビノイド受容体CB2などの成分で構成されています。これらの成分が全身に分布していることでカンナビノイド系が作用します。
カンナビノイド系の作用は、例えば次のとおりです(*4)。
■カンナビノイド系の作用
・食欲に作用
・運動機能
・免疫調整
・感情制御
・発達と老化に関与
・神経を保護
・認知や記憶に関与
・痛みに関与
食欲がなければ人はエネルギーを獲得するモチベーションを失います。
カンナビノイド系はさらに運動にも免疫にも関わり、感情すらコントロールします。発達、老化、神経、認知、記憶にも関与しています。
痛みがなければ体内に異常が起きたことがわかりませんが、痛みが強すぎると生活できません。この重要な痛みにもカンナビノイド系が関わっています。
つまりカンナビノイド系がうまく機能しないと上記の作用が失われ、健康上の危機をもたらします。その状態を「カンナビノイド欠乏症」といいます。
カンナビノイド関連の医薬品は、多発性硬化症の痛み、てんかん、がんによる痛み、神経膠腫、糖尿病、潰瘍性大腸炎、統合失調症などへの効果が期待されています。
リラクゼーションとアンチエイジングはCBDの効果の一種
カンナビノイド系は体内に備わっているものですが、ストレスや加齢、老化によってその機能は徐々に低下していきます。
それを補うのがCBDです。
CBDのメカニズムが、失われつつカンナビノイド系のメカニズムを補強します。
カンナビノイド系は免疫、発達、老化、神経などに関与するので、「CBDにリラクゼーションとアンチエイジングの効果を期待できる」のは当然といえるでしょう。
CBDオイルの作用
CBDを使った療法では、オイル状のCBDを食品にたらして摂取する方法が一般的です。また、カプセル状のCBDを服用する方法もあります。
CBDオイルによってリンパ球が活性化され、カンナビノイド系の身体調節機能(エンドカンナビノイドシステム)を良好に保ちます。
■CBDオイルに期待できる効果
・良好な睡眠を促す
・ストレスを減らす
・リラックス効果
・自律神経を整える
・アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎への効果
・肌のトラブルへの効果
・抗酸化作用
・美容効果
CBDオイルの副作用
CBDオイルの副作用は以下のとおりです。
・倦怠感
・眠気
・めまい
・離人感
・軟便
・多動、イライラ
・頻脈
・のどの痛み
・くしゃみ、鼻水
・じんましん
まとめに代えて~セントラルメディカルクラブのCBDは安全です
セントラルメディカルクラブが提供しているCBDオイルは「Soul15CBDオイル」といい、医師などの専門家によって監修されたものであり、言うまでもなく違法性はまったくありません(*5、*6)。
しかし日本で市販されているCBDオイルのなかには違法性が疑われるものもあり、厚生労働省が注意喚起しているほどです(*7)
違法性が疑われるCBDオイルと、普通に使ってまったく問題がない違法性がないCBDオイルの違いは、THC(テトラヒドロカンナビノール)が含まれているかどうかです。
THCが一定量以上含まれていると、大麻取締法上の大麻に該当する恐れがあります。THCはマリファナの成分になっていて精神作用が問題になります(*1)。
CBDやCBDオイルを使うときは、きちんとした医療機関などが提供している製品を使うことをおすすめします。