経営者の病気予防について考える「プレミアム人間ドックをおすすめする理由」
人間ドック 検査CMC(セントラルメディカルクラブ)の会員様のなかにも会社の経営者がいらっしゃいます。
経営者が健康であれば、経営リスクを減らし、経営や業績を安定させ、結果として従業員の雇用を守ることにもつながります。
経営者が自身の健康トラブル(=経営リスク)を回避する1つの手段として、高度な医療検査を受けることは非常に有効です。早期発見と、それに続く早期かつ適切な治療の開始により、万一病気になった場合の治癒率を高めることができるからです。
この記事では、特に経営者にとって健康がいかに大切な資産であるか、またそれを守る上で効果の高い会員制医療について解説します。
経営者の健康は会社の安定に直結
言うまでもなく、会社経営においてもっとも欠くべからざる存在といえば経営者です。特に中小企業の場合、経営者に万一のことがあれば、途端に経営不安に陥りかねません。
上場企業であっても、経営者の交代で株価が下がることも
中小企業の場合、経営者の健康トラブルが経営リスクに直結するというのはイメージしやすいでしょうが、大企業であっても、急な経営者の交代などはネガティブに捉えられがちで、株価の下落等の損害が発生する場合もあります。
これは中小企業の話ですが、健康トラブル等によって経営者が一線を退いたことにより、日本では毎年400社ほどが、後継者がいないという理由で倒産を余儀なくされています(*1)。
経営者が働けなくなると売上は半減する
中小企業の多くでは、経営者自らがフロントに立ち、あるいは現場に出て陣頭指揮に当たります。
ある保険会社の調査では、中小企業の経営者が就業不能に陥ると、6割売上が減少し、平均で売上高が半分になることがわかりました(*2)。
表に出にくい部分でも、資金繰りや大きな経営判断など、経営者は会社の浮沈を決定づける存在です。それだけ大きなストレスもかかり、健康リスクが常につきまとうことになります。
求心力の面でもその不在の影響は大きく、それまで盤石であった組織がバラバラになり、代理や後継者を決めきれないという事態に至ります。
経営者が健康を維持し、憂いなく仕事に打ち込めることは、会社の生命線と言うことができます。
年を重ねることで高まるリスク
経営者の健康トラブルが会社の経営リスクの1つであることを説明しましたが、そのリスクは、残念ながら経営者が年を重ねるごとに増加します。
がんや心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病は、もちろん生活習慣の悪化や遺伝によっても発症しますが、もう1つ重要なリスク要因として年齢が挙げられます。生活習慣病は年齢が上がるほど発症リスクが高くなります。
優秀な経営者が長く組織を運営するほど、健康トラブルに陥る危険性は年々高まり、それが会社の経営リスクに直結するということになります。
年を取らずにいることはできませんが、だからこそ、健康トラブルによる経営リスクを最低限に食い止めるための備えが肝心になります。
健康リスクを最小にするための高度な人間ドック
健康診断や人間ドックを受けるのは、病気を早期にみつけて、早期に治療に取りかかるためです。
統計でも明らかなことですが、病気は、早期に治療を開始すればするほど治癒率が高くなり、体への負担も少なくて済み、医療費の面でも大きな節約が可能になります。
裏を返せば、治療が遅れるほど治る確率が低くなり、体の負担も増し、治療費も嵩んでしまいます。
特に経営者に会員制医療(会員制メディカルクラブ)をおすすめする理由は、上記のように経営者の健康が会社の運営上非常に重要であることに加え、病気の早期発見にコストをかけることで、万一の場合に発生する様々なデメリットを大幅に縮小できる点を、会社経営上の判断の1つとして、理解していただきやすいからです。
まとめとして
健康であること、健康であり続けることは経営者の義務である、そう考えている経営者は少なくないはずです。会社を、従業員とその家族を一身に支えている経営者にとって、自身の健康はそれだけ大きな意味を持つとともに、周りの方への幸せにも繋がります。
自分は大丈夫。自分の身体のことは自分が一番よく分かっている。そう思う気持ちも分かりますが、自分では気づきもしない早い段階で病気の根を発見し、早期治療や予防を行う「未病」という考え方もあります。高精度の検査機器と読影の技術により、私たちCMCは経営者の病気を早期・未然に防ぐお手伝いをいたします。