ハワイ旅行で人気のコンドミニアムとは?アクティビティも楽しめる
最近はコロナ禍も落ち着きを見せつつある中、旅行を楽しむ方も増えてきています。
旅行でイメージされるのはホテルでの宿泊が多いですが、実はコンドミニアムという分譲マンション型の宿泊施設も人気があります。
特にハワイのコンドミニアムは非常に人気が高く、観光だけでなく、コンドミニアムでの生活にもスポットライトが当てられることが多いです。
本記事では滞在型の旅行で人気のコンドミニアムとはどのようなものなのか、ホテルでの宿泊とはどのような違いがあるのか紹介します。
コンドミニアムは分譲マンション型の宿泊施設
コンドミニアムはホテルのように室内に宿泊するだけの施設とは異なり、普通の住宅と同じように生活できる宿泊施設です。
コンドミニアムは外国では「分譲式マンション」「分譲式ホテル」といった意味合いがあります。
マンションという言葉通り、室内には住宅のように調理器具や食器、冷蔵庫やオーブンなど生活に不自由しない設備が揃えられています。
中でもニューヨークやハワイのコンドミニアムは景観の良さも相まって、投資家や富裕層に非常に人気でリピーターも多いことで知られています。
ホテルでは出来ない体験型の宿泊施設であるからこそ、コンドミニアムは旅行客に人気なのですね。
日本と海外のコンドミニアムの違い
日本のコンドミニアムと海外のコンドミニアムでは、若干イメージが異なります。
例えば、日本ではマンションというと建物内の区分された一部屋をイメージしますが、海外でマンションというと豪邸を意味します。
それと同様にコンドミニアムも日本と海外では意味するところが違うのです。
日本のコンドミニアムは沖縄や軽井沢のような観光地にある別荘タイプの宿泊施設を意味します。
長期休暇に家族連れでキャンプやハイキング、マリンレジャーなどのアクティビティを楽しむのが一般的なイメージです。
一方で海外のコンドミニアムはどのようなものかというと、こちらはリゾート地にある分譲マンションの一室を利用するものです。
リゾート地らしくオーシャンビューが美しい一室や、快適に過ごせるように考慮された設備、機能性だけでなくインテリアにも気を配った内装が魅力的で人気があります。
また海外での旅行を自宅で過ごすように生活しつつ、現地での生活を体感できるのも海外のコンドミニアムならではでしょう。
何より海外では食事が好みに合わないこともあるので、自分で調理する必要があるコンドミニアムは食事の好みを合わせやすく、お金の節約にもなりおすすめです。
コンドミニアムとホテルの違い
コンドミニアムとホテルには違いがあることはわかる方も多いかと思いますが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
具体的な違いを挙げると次のものがあります。
・部屋数が多いためプライバシーの確保がしやすい
・料金を頭数で割ればホテルよりも安く済むことがある
・現地の暮らしを実際に体験できる
・コンシェルジュがいない
具体的に見ていきましょう。
部屋数が多いためプライバシーの確保がしやすい
コンドミニアムはホテルと異なり、分譲式マンションの一室をそのまま借りられるためファミリーや団体向けの構造になっていることがほとんどです。
そのためホテルのように開けたリビングルームの他に、各自が使えるように部屋が用意されています。
家族はもちろんのこと、友人同士の旅行でもプライベートな空間が確保できるため、お互いのプライバシーを守って過ごすことも可能です。
親しい相手との旅行でも、夜は別々の部屋で過ごしたいといった気持ちを持つ方にはコンドミニアムがおすすめです。
料金を頭数で割ればホテルより安く済むことがある
ホテルとコンドミニアムの違いとして、宿泊にかかる料金体系の違いも挙げられます。
ホテルでは一人当たりの料金が決まっており、人数が増えても頭数で割るというケースは少ないです。
一方のコンドミニアムでは、一室を借りるための料金が定まっているケースが多く、頭数で料金を割ることができるため、人数が多いほどホテルより安く済むケースがあるのです。
家族や友人との多人数の海外旅行を楽しむことが多い方は、コンドミニアムの方がお得に利用できる可能性が高いのでぜひ検討してみてください。
現地の暮らしを実際に体験できる
コンドミニアムの魅力の一つとして、現地の暮らしを体験できるという点もあります。
ホテルであればレストランやコンシェルジュが施設内に配置されており、食事は用意され、困りごともコンシェルジュに尋ねれば解決できます。
その点、コンドミニアムはオーナーこそいるものの、基本的には旅行者が自ら生活することが求められるため、現地の食材を使って料理をしたり、より地元に密着した経験が可能になります。
将来に向けて、別荘地での生活イメージを明確にする点でも、コンドミニアムを利用するメリットはあるといえるでしょう。
またハワイは、日本語を話せる方も一定数いるため、コンドミニアムで生活するうえで他の外国よりも敷居が低くおすすめです。
コンシェルジュがいない
コンドミニアムとホテルの大きな違いとして、ホテルなら常駐しているコンシェルジュがいないという点もあります。
コンシェルジュがいない場合、どうやって困った時に対処するのか疑問に思われるかもしれません。
実はハワイのコンドミニアムには日本人オーナーが多く、困った時には対応してくれる場合もあります。
近年の不動産投資ブームにより、日本人投資家がハワイのコンドミニアムのオーナーになるケースが多くなっています。
そのため初めてコンドミニアムを利用される場合は、オーナーが日本人かどうかを事前に調べてから利用すれば、いざ宿泊中に困った事態が発生した時に対応してくれることもあるでしょう。
コンシェルジュがいないことを念頭において、コンドミニアムを選ぶ際はオーナーが日本人かどうかという点も重視してください。
まとめ
コンドミニアムは長期休暇で利用する方が増えており、特にハワイのようなリゾート地では中長期で滞在したい旅行客に人気です。
コンドミニアムはホテルと違い、自ら食事の準備や生活に必要な細かなものの準備は必要ですが、旅行先で現地の生活を体験できるメリットがあります。
ホテルとは違った体験型の宿泊施設であるコンドミニアム、ハワイ旅行の際にはぜひ利用してください。